2009年08月16日

科学とアート

昨日は2回目の体験・科学実験教室でした。
今回は3名の子どもたちが集まってくれました。ありがとう。
今回は前回の反省点をふまえ、カリキュラムを二つに分けて、前半の風船の実験をしました。
来週は「紙ひこうきを遠くへ飛ばそう」です。
来週もよろしくね。

科学とアート



さて、今日は「科学とアート」について少しお話をしましょう。
科学とは自然現象の仕組みを探ることにあります。
そこに想像が働き、この考える力がアートにつながることは以前お話ししました。
これを意図して伊勢屋の教室事業として科学実験教室をしていると。

今回は別の視点から。
自然の原理を突き詰めていくと、そこには美(アート)が存在します。
自然は最もエネルギーが低い位置で安定します。その姿はアートです。
たとえば物体の中で最もエネルギーが低いのは球体ですが、どこから見ても円である対称性は美しくもあります。
また、自然の世界をミクロの方向に探索していくとアートです。まるで万華鏡のようにきれいな世界が出現してきます。

8月4日の朝日新聞にこんな記事が載っていました。
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「人間は体験の範囲で物を考える。でも、自然界には人間の感じ得ない世界がまだまだある」と野村さんは話す。その世界を総合的、直感的に伝える力がアートにはあるという。「メッセージを明確にして、見る人に『共振』を起こしてもらうのが、アートの役割だと思う」

じっくりと観察して、論文を書くか、作品にするか。個展を企画した国立新美術館の平井章一主任研究員は「科学者も芸術家も見ている世界は同じで、最後のツボが違うだけなんだと思います」と話していた。
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科学(サイエンス)とアート、密接につながるんですね。




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Posted by NPO法人ひと・まち・あーと  at 08:10 │Comments(0)2011年6月までの記事

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