2009年10月11日
秋祭り
今、播磨はどこも秋祭りで賑わっています。
伊勢屋のある地区でも昨日今日と粒坐天照神社の秋祭りが行われました。
昨日の朝、伊勢屋に着くとお祭りの縄が張ってありました。
今日の朝、伊勢屋に着くとちょうど屋台が通り過ぎていきました。
子ども神輿も出ました。
伊勢屋のある地区でも昨日今日と粒坐天照神社の秋祭りが行われました。
昨日の朝、伊勢屋に着くとお祭りの縄が張ってありました。
今日の朝、伊勢屋に着くとちょうど屋台が通り過ぎていきました。
子ども神輿も出ました。
今回初めてお祭りに屋台が出ました。というのも今回の屋台は他の地区からもらってきたものでこれまでこの地区には屋台がなかったようなのです。写真を見てもらえばわかりますが、屋台を車に乗せて引っ張っています。テープではチョウサ(屋台を頭上に上げる行為)とはやし立てますが、チョウサはありません。なかなか初心者が屋台を担ぐのは難しいようです。
農村とは違う龍野城下町は江戸時代からの町割りで道幅が狭いです。十メートル以上ある屋台が曲がるのも大変です。チョウサもふらつくと危ないです。
なぜ、この地区に屋台がなかったか。それなりの理由があるような気がします。
ちなみに、この辺では屋台といいますが、地域によっては山車(だし)とかだんじりとかやまとか言ったりします。
こ
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文中最後の部分は屋台=山車、だんじり、やまが同じように誤解を招くので
下記を参考にして解釈してください。それぞれ全く違ったものです。
・山車(だし)と山は同じもので、
代表的なものは祇園祭の山鉾や篠山春日神社の山車です。
比較的大きなもので馬車のような車が付いたゆっくりと引き進むものです。
・だんじりは、代表的なものは岸和田のだんじりで近隣では網干のだんじりです。
全体に細長く切妻屋根で、車輪は小さく大人数で引き走るイメージがあるものです。
・屋台は御輿に似ていますが全く違うものです、年に一度の大祭時に村人が担ぎ繰り出すもので、様々な謂れはありますが、翌年の豊作を祈りまたは本年の豊作を感謝し五穀豊穣と地域が後世まで富栄えるの願をこめて神様に表現する?(アピール?)ために作られたものとされます。
基本的に御輿を大きくしたものに太鼓を積み担ぐものです。
代表的なものは、姫路の御輿屋根型(大塩型・網干型)、
高砂曽根の反り屋根布団型、明石・三木方面では平屋根布団型です。
平屋根のものは『屋台』と言わず『太鼓』という地域もあります。
※姫路では一般的には屋台、地域では親しみを込めてヤッサ、やったいと呼びます。
ちなみに御輿はご存知の通り、神様を載せ担いだり専用の車に載せて渡御などの神事等で使用されるものです。
※似たものを同じ呼び方することはありますが、概ねこういった違いがあります。
PS:後の記事で屋台をイベントに使うと書かれていますが、
私的な心情で言うと展示するならともかく、
古(いにしえ)の人々の願いを込めて作られたものを、
見せ物のように扱うのは、どうかな?とおもいます。
屋台を担ぎ出すなら町人文化に解釈しなおして五穀豊穣=商売繁盛とし、
龍野の町に鎮座した神様が居られると思うので、
心と願いを込めて後世まで栄えるお祭りの役目として活躍することを願います。
屋台とはそういうものです。
屋台と山車等の違いをご教示いただきありがとうございました。
勉強になりました。
また、屋台の活用についても、提示したアイディアは私的な考えですが、なかなか難しい面があるのだなあと思いました。
こ