2010年01月13日
「記憶」から「記録」へ
平成の宮本常一(民俗学者)と呼ばれ、
地元学を提唱する民俗研究家の結城登美雄は、
「これまで地方は『ないものねだり』をしてきた」
「これからは『あるもの探し』」
だという(2010年1月4日『朝日新聞』)。
そして、1月9日の「天声人語」には
「実は京都や江戸から遠い地方に、豊かな文化がいくつも息づいていた。同様の(「遠野物語」のような:筆者記)伝承は各地あるものの、誰かが書き残さねば、いずれは口と耳の間にこぼれ、消えていく」
とあった。
今、まちづくりに求められるのは、地域という自分自身の発見である。その地域にまつわる伝承や生き字引のようなお年寄りの記憶は、記憶のままで終わらしてはなるまい。それこそ文字として書きとっていかねばなるまい。
これが「記憶」から「記録」である。こうして記録されたものは、地域の財産となりまちづくりのためのお宝がいっぱいつまっている。
こ
地元学を提唱する民俗研究家の結城登美雄は、
「これまで地方は『ないものねだり』をしてきた」
「これからは『あるもの探し』」
だという(2010年1月4日『朝日新聞』)。
そして、1月9日の「天声人語」には
「実は京都や江戸から遠い地方に、豊かな文化がいくつも息づいていた。同様の(「遠野物語」のような:筆者記)伝承は各地あるものの、誰かが書き残さねば、いずれは口と耳の間にこぼれ、消えていく」
とあった。
今、まちづくりに求められるのは、地域という自分自身の発見である。その地域にまつわる伝承や生き字引のようなお年寄りの記憶は、記憶のままで終わらしてはなるまい。それこそ文字として書きとっていかねばなるまい。
これが「記憶」から「記録」である。こうして記録されたものは、地域の財産となりまちづくりのためのお宝がいっぱいつまっている。
「記憶」から「記録」へ。まちづくりはここから始まる。
こ
私たちNPOは、昨年の大雨で被害のあった佐用町平福の「平福まちづくり会」の方たちと懇意にしていただいています。
彼らも今、3人の観光ガイドの方が語られる言葉を書き起こす「記憶」から「記録」への作業を始めています。
陰ながら応援しています。「ガンバレー」
タグ :まちづくり
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なんとか「記録」にできるよう頑張ります^^
またご指導よろしくお願いします。
お世話になっております。
お互いに自分たちのまちづくり、がんばっていきましょう!
今後ともよろしくお願いいたします。
こ