2010年02月05日
豆狸
みなさん、伊勢屋の入り口にあるタヌキのどっちゃんをご存知ですか。
シンボリックに立っています。
ということで、狸についてちょっと。
日本に伝わる妖怪で「豆狸(まめだぬき)」っていう狸の妖怪がいます。
西日本を中心に伝承され、江戸時代の奇談集『絵本百物語』に記述されています。
山陽地方や兵庫県にも話があるようです。
山陽地方の豆狸はマメダと呼ばれちっちゃな老婆に化けて無言で納戸に座っていたり、兵庫県の酒処で有名な灘地方では豆狸が酒樽の栓を抜いたような音をわざとたてて人間を脅かしたりと、好んでいろんな悪戯をしています。けれど酒造業者は逆に蔵に豆狸がいないとよい酒ができないと豆狸を崇めていたようです。
(以上『ウィキペディア』の「豆狸」を参考にしました)
で、わが町龍野もどうも豆狸の伝承があるみたいなんです。
NPO監事のTさんによると、町に豆狸にまつわる遺跡があったり、子どもが悪戯をしたら大人は「このマメダが」って叱ったようです。
そういえば、龍野も淡口醤油の町で蔵がいっぱいありますものね。
やっぱり同じ文化圏ということでしょうか。
この「マメダ」、調べてみる価値はありますね。
まちづくりに繋げていけそうです。
こ
タグ :豆狸
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